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ミシンの森

アックスヤマザキ通信

2017/04/21

アンティークミシンの釡のはめ方

こんにちは。

ミシンメーカーのアックスヤマザキです。
 桜の季節も過ぎ、暖かい日が増えてきましたね。

夏へむけてどんどん暑くなっていきそうです!


さて、本日はミシン修理レポート&アンティークミシンの釜のセットの仕方をご案内します。
以前、山﨑範夫の電子ミシンで「縦釜ミシンの釜のセット方法」はご案内しておりますが、
アンティークミシンは直線専用です。

釜の向きも違いますし、本体が鋳物の為重いので釜をはめるのにもちょっとしたコツがあります!
アンティークミシン
まずは、アンティークミシンの釜の部分。
こちら、修理で届いたミシンだったのですが。。。

届いたときは
釜ふた押えずれ
このような状態でした。
上の写真と見比べて何が違うか解りますでしょうか?

左右の釜止のボタンの位置が若干ずれているんですね。
この状態だと、釜の部品が外れやすい。
縫っているとボビンケースがグラグラして外れてくる。
ボビンケースがずれてくるので糸がボビンケースに引っ掛かって絡まってしまうのです。



 おそらく何かのはずみで釜のストッパーがずれてしまったんですね。

アンティークミシンの釜部品

ちなみに、アンティークミシンの釜の部分は横から入れる形になっています。
このまま上から作業をするには、釜のお手入れや部品の取り外しが行いにくいですよね。


開きます!

釜の部分をお手入れする際は、アンティークミシン本体の土台の部分が開くようになっていますので
ミシン本体の下に座布団等を敷いてミシンを寝かせるようにして開きます。


必ず手で押える。

この時、木箱の部分が閉まってしまいますので必ず手でしっかりと押さえておいてください!
(指をつめたりすると怪我をする恐れがございます)
誰かに持ってもらうのが良いですが、お家に人がいない場合は。。。

もしくはクッションで!
木箱が閉まらないようにクッション等を噛ませてあげてください。
(よごれても大丈夫なようにクッションは雑巾などでくるんで下さい)



さて、では釜の中が良く見えるこの状態での部品のはめ方をご案内します。


釜の位置を移動させます

まずは釜の中に残っている三日月の部品シャトルドライバーといいます)を
はずみ車を回して右側に移動させます。

この状態にしておくと、中釜を入れるときに引っ掛かりハマりやすいですよ。

中釜です。
では、中釜をシャトルドライバーと対になるように、
軸が真ん中に来るようにして釜の左側へ入れます。

中釜が入りました!
赤く塗っている部分が先ほどの中釜です。

釜ふたデス!
次に釜蓋です。右側に小さな突起が来るように、
表裏も間違えないよう注意してくださいね。

ハマりました!
赤く縫っている部分が釜蓋の部分です。
ミシンを寝かせた状態で入れるとはまり易いですね。

左右を閉じます☆
では、最後に左右の釜ふた押えを元の位置に戻します。
この押えは堅いですが、両手を使ってしっかりはめなおしてください。


これで釜のセット完了です。
ミシンを起こす時は、重たいのでゆっくりと。
手を木箱に挟まないよう十分注意して行ってください。


以上、本日はアンティークミシンの釜のセットのご案内でした。

2016/12/29

素敵なガーゼマフラーの贈り物

こんにちは。

ミシンメーカーのアックスヤマザキです。

気づけば早いもので、2016年ももう終わりを迎えようとしています。

先日、テレビや雑誌等でご活躍されている手芸作家の森恵美子先生より、山﨑ミシンで作った素敵な贈り物をいただきました。

森恵美子先生は、人形・パッチワーク・洋裁・手織り等幅広いジャンルでご活躍されています。

ymg1.jpg

肌にとっても優しそうなガーゼのマフラーです。

山﨑のミシンでつくっていただいたそうなのですが、家庭用のミシンのステッチを利用してとても素敵なデザインに仕上げていただいています。

ymg2.jpg

たくさんの縫い模様が搭載されたコンピューターのミシンでなくても、ミシンステッチを楽しむことができるんですね!

素敵な再発見をさせていただきました。森先生ありがとうございます。

森恵美子先生のブログにもぜひ訪れてみてください。

http://ameblo.jp/craftwoo/

それでは、皆さま。よいお年を!

故障・修理

2016/07/27

ミシンの不調は針が原因の場合もあります。

こんにちは。

ミシンメーカーアックスヤマザキの浅井です。
 今回は「ミシンの針ってとても重要な部品なんです」というお話です。

このブログでも何度か針についてはお話させて戴いてるのですが、
皆さん
【ミシン針】ってあまり交換されないんですね。。。(・・;)

 お電話などで故障のお問合せをいただくと、不調の原因が針にあったりする場合があります。
 修理で戻ってきたミシンの針を正しくセットするとそれだけでスイスイ縫えてしまう事も多々あります。

そこで今回は、「こんな時は針を変えましょう!」というポイントをお伝えさせていただきます。

 先ず、心得として【針は見た目で判断できません】
ほんの僅かな差で縫い目が変わるので、ミシンを使い慣れた方だとしても見た目にはほとんど解りません。

市販されいている針の号数(#11,14,16etc)や酒類はいろいろありますが、ぱっと見ただけでは見分けはつかないです。
色分けされていなかったら、普通針もニット用針もほぼ見分けが付かないですね。
それでも針の種類によって縫い目って変わってしまうのです、縫い目に与える針の影響はとっても大きいのですね。

つまり、針が僅かに傷んでいたとしても見た目ではほとんど判断ができないのです。

何かの症状がある時はずは針を新しく交換することをお勧めします。

【主な症状や原因は】

○綺麗に縫い目がそろわない・・・針先がつぶれていたり、針が汚れていたり、錆びていたり等
○縫い目が飛ぶ・・・針先が曲がっていたり歪んでいたりする事があります

 また、新しい針を使用している場合でも、針がしっかり奥まで入っていない場合や
取り付ける際に表裏が逆になっていたりする場合も有ります。
針を取り付ける向きはミシンによって異なりますので、昔のミシンの癖で
ついつい間違った向きに針をセットされている場合も有ります。
念のため説明書で針の取付方向をしっかりと確認をお願いします。

また、「家庭用のミシン針(平らな面がある)」と「職業用のミシン針(丸くなっている)」は種類が異なります。
間違って取り付けると縫えなくなってしまいますので、必ずミシンに合った針をご使用ください。

そして、針の取り付けは専用の針板ドライバーでしっかりと締めてください。
手で締めてしまうと、しっかり固定できておらず使用途中で針が抜けてきたりする事もあり危険です。

ミシンにセットさてれいるので、ついついミシンの一部だと思われがちですが、
 【針は消耗部品】です。
 不調の際はまず針交換をして試してみてくださいね。

ミシンのお話

2015/08/25

リバティ生地での『ミシンの糸調子』

こんにちは、ひさしぶりの更新です。
今日は台風が接近していますが皆様大丈夫でしょうか?


今回は以前お問い合わせ戴いたお電話の中から、

『リバティの生地を縫っているんですけど、全然糸調子が合わないんです』

というお問い合わせ内容のご紹介です。


リバティの生地とってもかわいいですよね。
そして、ちょっと高価です!

失敗せずに、綺麗に縫いたいですよね。


お話を聞いてみると、

「9番の針に、60番の糸で縫っています」との事でした。


薄めの生地の場合は細い9番の針を使っていただくのは正解です!

 

ただ、惜しいのは、針と糸のバランスも大切にして頂きたい所です。


針が細くなると、糸を通す針の穴も小さくなりますし、布に刺さる針目も小さくなります。
そこへ糸が通って行きますので、穴が小さいと糸が通る時にしごかれて縫い上がりに生地が波打ってしまう事があります。


針は11番、糸は90番に合わせていただくと糸通りが良くなり、スムーズに縫えるかと思います。

あとは、どんなに糸調整を苦労しても生地によっては縫い仕上がりの波打ちが目立ちやすい場合もあります。
最後にアイロンを当てて生地を落ち着かせて戴く事で収まる事がありますので、是非お試しください。

それでは、また。

2015/05/20

ミシンでズボンの裾上げも簡単。

こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの浅井です。

今日は社内での、ミシンを使ってみた体験レポートです。
普段は営業に駆け回っていてあまりミシンに触り慣れていない男性でも、
自分のズボンの裾上げを簡単に仕上げる事が出来ました。

まずはズボンの裾を自分の脚の長さに合わせて折り、マチ針で止めておきます。

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スカートやスーツ等、生地の表側に縫い目が目立ちたくない場合は
まつり縫い用の06・07番の模様を選択しますが、

今回はメンズの厚地のズボン。
直線縫いで仕上げる事に決めました。

2.jpg

冬物の厚地を折り重ねていますので、糸調子は普段より強め(数字の大きい方)へ合わせます。

よくお電話で「糸調子の合わせ方」についてのご質問を戴くのですが、
一つの目安として、針の刺さる時の固さがあります。

縫い始める前に右手のはずみ車を手で回し、布に針を刺していただくと針が刺さる時の固さが手の感覚で解ります。針の刺さりが固い生地の場合は糸調子も強めにします。
慣れてくると、「このくらいの硬さだったら。。。」という糸調子の目安も付きやすくなります。
薄い生地でも目が詰まっている物ですと意外と数枚重なるだけで針の刺さりが固い場合もありますので、色々な生地を試しながら感覚を確かめてください。

また、初めて縫う生地の場合は縫い始めに少し手で回していただく事で布の送りやすさも確認することが出来ます。
布の材質や、生地の重なり具合により布送りも変わりますので、目の粗さを決める目安にもなります。

3.jpg

手元のスタートボタンを押して、縫い始めます。
誤ってマチ針を縫い込まないように気を付けて進めてください。

4.jpg

補助箱を外してフリーアームにすることで筒縫いも簡単に縫う事が出来ます。

5.jpg

厚地でもしっかりとした縫いしまりとなりました。
段差もスムーズに縫う事が出来ました。

ミシンがあれば買い物の時にも裾上げを頼む必要が無くなり便利ですね。

皆様もどんどんミシンを活用して楽しんでくださいね。

それでは、また。

2015/01/23

縫い目が綺麗にならない原因(織糸の硬い生地)

こんにちは。

ミシンメーカーアックスヤマザキの櫃本です。

今回のお話はミシンで縫った後の、縫い目の見え方についてです。

布を縫い合わせたあと、縫い目が汚く見えたり、糸調子がなかなか合わないことなんかありませんでしょうか?


布は繊維の組み合わせによって形成されています。〈格子状に配列されています〉
布の織
この様に規則正しく繊維とすき間が並んでいます。

生地を縫うと、この繊維の網目に針が刺さっていく性質があります。

つまり、この繊維の隙間にミシンで糸を通し、2本の糸を絡めていきます。
糸を絡めるのは布の厚さの中心部分で交差させることから4本分の糸の玉になり、布の上下どちらから見ても同じに見えるように調整します。
布の厚みの中に上下糸の絡み目が収まるよう調節しますので、布の厚さが薄くなればなるほど糸が太くなるほど調節が難しくなります。

さらに、布の織方向(格子状の穴)にまっすぐ縫うと比較的きれいに見えますが、下の絵のように斜めに縫うと
針が刺さる穴の配列が不規則になるため、縫い目が不ぞろいになってしまいます。
これが布を断つときの決め手になるポイントです。
縫い目

布の上に見える糸の方向がばらばらになってしまいます。
柔らかい布では柔軟に糸の配列を直してくれますが、布の繊維がかたい場合は針を刺した穴が変形しにくいので、なかなかきれいに縫うことができません。

このようになりやすい布は、お弁当袋などに使われる木綿布などがそれです。可愛いイラストやキャラクターがプリントされている生地に使われていることも多い為、はじめてミシンを購入し、幼稚園や保育園の入園グッズを作ろう!と思った時にこういった織糸の硬いプリント生地が選ばれやすいのです。せっかくミシンを買ったのに縫い目が綺麗にならない!と試行錯誤しながらなんとか入園グッズを縫いあげているお母さんも多いのではないでしょうか?

こんなときは・・・・・
生地の繊維に沿って縫い目を仕上げる事はもちろんですが、
思い切って、糸を細くしてみましょう
針が刺さって、できた穴に糸の太さがフィットして、きれいに見えるようになりますよ。

2015/01/16

ミシンのホコリ掃除はマメにしましょう!

こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの櫃本です。


さて、早速ですがミシンのお話です、今日は昨年末に引き続きミシンのホコリのお掃除についてです。


本日、調整修理に届いていたミシンですが
「動きが重い、音が大きい」というご内容でした。

背面カバーを開けてみると、釜後部のギアにホコリがびっしり!

釜のホコリ


ミシンの内部には油が使われていますので、ホコリが油と混ざってギアに絡みついていました。


これではミシンの動きも悪くなってしまいます。


では、ホコリの侵入はどうやって防いだらいいのでしょうか?




それは、ずばり!釜のお手入れです。

ミシンの釜の中ではボビンケースが回転しています。
糸が絡まった時の取り残された糸や、布を縫った時の綿ホコリ、糸からも微量ですがホコリが出ますね。

このホコリを掃除せずにミシンを動かし続けると、ミシンの釜の回転とともに、ホコリ達がぐんぐん奥へ侵入していってしまいます。


こまめにお掃除をしていただく事は見えているホコリだけでなく、
ミシン内部のホコリも防げる
んですね!

もちろん、使い終わった後はミシンカバーをかぶせることで、ミシンをホコリから守れます。


それでは、また!

2014/12/18

ミシン糸のお話

こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの櫃本です。

今日は、ミシン開発技術担当の方からのお話です。

ミシンの開発を行う際には様々な条件でテストを行っています。
色々な糸、生地、針の組み合わせを試しながら問題点を潰していくのですが
いつも問題になるのが「ユーザーはどういう糸を使用するのか?」という疑問です。

買ったばかりの新品の糸もあれば
おばあちゃんの裁縫箱に入っていた糸、
10年間放置していたミシンについていた糸...etc.

お電話でお伺いする使用糸は様々です。

実は糸というのは古くなってくると
縫い調子に影響が出やすくなるので
出来る限り新しいうちに使い切るのが理想的なのです。

特に綿糸や絹糸などの天然素材の糸は古くなると切れやすくなったり
ロウ引き加工のされた糸などはカチカチに固まってしまっりと
縫い調子以前の問題が生じやすくなります。

しかし現実にはそういった古い糸を使用される方も多いわけで
テストの際には「15年モノの絹糸」とか
「30年モノのロウ引きカタン糸(綿糸)」等も試すようにし
とりあえずは問題無く縫えるようには仕上げるのですが
やはりキレイな縫い目を実現するには
封切り直後の新品糸がいいですね。

どうしても縫い調子が出ないという場合は
一度、糸も見直してみてください。

糸を変えるだけで、縫い目が綺麗に仕上がる。
原因の解らなかったトラブルが解決するという事も多くあります。


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2014/12/12

ミシンの大掃除【2】傷の確認と針板・送り歯のお手入れ

こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの櫃本です。

前回は釜の中のホコリを普段よりも念入りに取り除きました。

さて、早速ですが、ミシンの大掃除の続きを行っていきます!

ミシンの大掃除8

釜から取り外した釜蓋の部品ですね。
こちらにもホコリが乗っています。
乾いた布で拭き取り、念のため上部に針が当たった傷等が付いていないか確認しておきましょう。
(まれに針が上部に当たって傷付いている場合がございます)


ミシンの大掃除9


そして、ミシンの中釜です。

こちらにも針が擦れて傷がついてしまっている場合があります。

針が下りてくる部分と中釜の釜先(○く囲まれたあたり)が噛みあうように釜の中で動いているのですが、
針が折れたり・曲がったり・それてしまった場合に、釜先と針先が擦れて傷がついてしまう事があります。

糸が釜の周りをぐるりと通り抜けますので、釜先に傷が入っていると

糸調子がうまくとれなくなってしまったり
糸が絡まって縫えなくなってしまったり
下糸がループ状になってしまったり
下糸が強く、上糸調子ダイヤルを極端に強くしないと糸調子が合わなかったり
縫っている途中に糸が切れてしまったり


という様な様々な症状が起きてしまいます。

目に見えない程の細かい傷でも影響が出ますので、釜の先を触ってみて少しざらつきがある場合や、
普段上記のような症状が出ている方は念のため釜の先をヤスリで滑らかになる様お手入れをしてみてください。

ミシンの大掃除10

紙ヤスリは#400~1000番あたりの物を使用してください。
(ホームセンターさんなどで市販されている紙ヤスリでご使用いただいて大丈夫です)

釜の先端から厚みになっている部分も糸が擦れていきますので少しヤスリにくいですが、
机に紙ヤスリを置いて擦りつける様に磨いていただくとお手入れしやすいです。

ミシンの大掃除11


次に【針板(はりいた)】を取り外します。
取り外しには専用の【針板ドライバー】を使用してください。

ネジ山を潰してしまわない様、真下に少し力を加えて回していただくと外しやすいです。

ミシンの大掃除12

【針板】を取り外すと、ギザギザの【送り歯】が見えます。
普段お掃除をされていない場合、【送り歯】の周りにホコリがたまってきてしまいます
ホコリがあると、送り歯が前後に動けなくなってしまい、布送りが悪くなってしまいます。


ミシンの大掃除13

ホコリは簡単に取れますので、付属のドライバーやブラシの先を使って取り除いておきましょう。



ミシンの大掃除14

綺麗になりましたね!
ここまで来ましたら、あと少しです!


ミシンの大掃除15

先ほど取り外した【針板】に、針が落ちる穴があります。
この周りに、針が当たった小さな傷が出来ている場合があります。

ここも縫う時に糸が通りますので、傷があると糸が引っ掛かり上手く縫えなくなってしまいます。
針の先で「ちょん」と触れた小さな傷ですので、見えにくいとは思いますが、

糸自体も細いですよね。

人の目から見ると小さな傷でも、糸からすると結構な影響がでる傷跡なのです。

今回は、穴の手前側に少し。後ろ側にも少し。穴の内側にも少し傷が入っていました。


ミシンの大掃除16

ご自宅でお手入れされる場合は、
糸が引っ掛からない様に、傷ついている表面をマイナスドライバー等で擦り落とし、
傷のバリを取り除いてください。

傷跡が残っていても、糸が引っ掛からなければ問題有りません。
仕上げに紙ヤスリで整えていただければ、より良いです!


工具等をお持ちの方は、細手の棒ヤスリなどで磨いていただくと傷を取り除きやすいです。

どうしても針が落ちる穴の中は傷を取り除きにくいと思いますので、
傷が深い場合やご自身で上手くお手入れが出来ない場合は
部品購入戴く事も可能ですのでご検討ください。

釜の大掃除17

部品を取り付けて、ミシンの大掃除が完了です!

部品の取り外し方、取り付け方等は
お手元のミシンの説明書でご確認いただき、過去のブログ等も参考にしていただければと思います。

解らない事がありましたらお電話でのご案内も可能です、お気軽にお電話くださいませ。

それでは、また。

2014/12/05

ミシンの大掃除【1】釜のお手入れ

こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの櫃本です。

今年もいよいよ終わりに近づいて参りました。
年末と言えば、大掃除です!


というわけで、本日のお題はミシンの大掃除です。

アックスヤマザキ通信を普段ご覧頂いている方ですと、何度となく釜のお手入れを取り上げてきましたので
もう知ってるわよ~という内容も出てくるかとは思いますが、

今日はいつもよりも少し、念入りにしっかりお掃除をしていきたいと思います。
普段のお手入れと使い分けていただいたり、
普段お手入れされていない方は是非!この機会に取り組んでみてください。

釜の分解方法や簡単なお手入れ方法は
過去に何度か記載がありますのでそちらも参考にしてみてください!

では、今回は修理でお預かりしたミシンを少しお借りして、
大掃除していきたいと思います。


釜大掃除1

ミシンは垂直半回転の縦釜タイプです。
釜の中を開いてみると。。。たくさんのホコリが!


釜大掃除2

そこで、普段は布やお掃除用のブラシを使っていただくのですが

今回はこの【マイナスドライバー】を使用します。


お電話で、「マイナスドライバーで擦るようにお掃除をしてください。」

とお伝えすると

「え?ブラシじゃないんですか?ドライバーだとミシンに傷が付きませんか???」

という反応を戴く事が時々あるのですが、

大丈夫です!

普段の簡単なお手入れや、綺麗にお使いいただいているミシンですと
布やブラシでホコリをとるだけで十分なのですが、
汚れがこびりついている場合、永くお手入れをされていないミシン等ですと
布やブラシでは汚れが取りきれません




釜大掃除3


マイナスドライバーで擦って戴くと、意外にもホコリがたくさん取れます!

また、目に見えない汚れがくっついているだけでも糸通りが悪くなり糸調子に影響が出てきます。
針の先が欠けて、釜の中にくっついていたりする場合も有ります。
普段釜の中を綺麗にお手入れしていただいている方も、この方法でより糸通りが良くなりますので
この機会に一度マイナスドライバーでしっかり汚れを擦り落としておいてください。



釜大掃除4

そして、次に使っていただくのが【つまようじ】です。

先ほど【マイナスドライバー】を使ってお手入れしていただいた、
奥の角になっている所へ、綿ホコリや糸くず、油等がこびりついています。



釜大掃除5


こちらも角から汚れを掻きだす様に、念入りにお掃除をしてみてください。


釜大掃除6

最後に乾いた布などでぐるりと釜の中を拭き取ります。


釜大掃除7

ずいぶんと綺麗になりましたね。

釜の中は上糸が通りぬける所です。
ホコリや糸くず、ゴミ等がたまってしまうと糸調子が悪くなるばかりでなく、
絡まって縫えなくなってしまうトラブルの原因にもつながります。

是非、この機会にミシンの大掃除に取り組んでみてください。


さて、釜の中は綺麗になりましたが、お手入れはまだまだ続きます。
続きはまた次回に。

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